大五郎 四話

聞こえてますか?
昨日の続き…。
あの男が、近づいて来ます。
僕らの親父でした。
何を血迷ったのか、
突然彼を抱えるのです。
あの男にかかれば、
警察犬としても有名な
シェパードとはいえ形無し。
なす術もなく岸壁から
満ち潮の海へと
放り込まれます。
きょとんとする僕を、
あの男が見ています。
蛇に睨まれた蛙とは
よく言ったもので、
身の危険を刹那に
感じるものの動けません。
案の定、
僕も大五郎の後を追うように
海へ投げられるのでした…続く。

いつも一緒だった事に感謝して
また、明日。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です