畦道とハイヒール 「告白」

聞こえてますか?
昨日の続き…。
風になびくことのない
その金色の髪の毛は、
乾いた紙粘土のようでも
ありました。

シルヴィ・ヴァルタンを
好んで聴いていた
あなたは、
なんちゃってパリジェンヌ。
メイクひとつにしても
丹念に仕上げます。
何処を真似て
何を間違ったのか
何もそこまでしなくても
と云うくらい塗り重ねた
白いキャンパスに
あなたは、
ルージュを引きました。
まんが日本昔ばなしに
登場するお公家さま
のようです。

幼い頃の僕は、
そんなあなたが
少し いやでした…。

島の住民にそのような
風変わりな女性は、
ひとりもいませんでした。
TPOを完全に度外視した
あなたの出で立ちは、
当時 お茶の間を賑わした
地球外生命体
エイリアンに違いないと
子どもながらに
疑ったものでした…続く。

若かった
あなたに感謝して
また、明日。

“畦道とハイヒール 「告白」” への2件の返信

  1. 読んでくれてありがとう!
    ひとつひとつ
    大事に書いて行こうと
    思っています。
    これからも
    宜しくお願いします。

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