汚れなき愛を信じて 15話 「銭湯」

聞こえてますか?
昨日の続き…。
二つほどでしか違わない
年上の彼女は、
僕の遥か上を行く
オトナでありました。

近くにある銭湯にも
よく足を運びました。
1992年当時では珍しく
露天風呂のある銭湯でして
髪の毛の長い
彼女のドライアー事情を
塩梅に入れて
風呂をいただきます。
だけれど、
その露天の居心地の良さに
ついつい長居に
なってしまいます。
番台の後ろにある勘定場で
よく彼女を待たせました。
♪神田川で知られる
かぐや姫の歌詞に出てくる
それに似ていました。

お詫びに僕は、彼女に
珈琲牛乳を手渡します。
銭湯を知らないで育った僕は、
それと珈琲牛乳がセットで
あることを知りませんでした。
二人して腰に手をやり
一気に飲み干します。
完成です。

気分を良くした彼女が
それから向った先は、
その銭湯の向かいにある
仲良しと書かれた看板の
昔ながらのもんじゃ屋さん。
彼女は生粋の江戸っ子
でありました…続く。

銭湯の思いでに感謝して
また、明日。

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