汚れなき愛を信じて 20話 「男と女」中編

聞こえてますか?
昨日の続き…。
そのボディーブローのように
繰り返えされる
彼女の男たちの話は
後に堪えるものでした。

何より彼女の理想の男性は、
ガッチリとした男らしい人…
大のプロレスファンで
あるのでした。
「三沢チョプ」などと言いながら
ふざけて来ます。
?であります。
「アハハ」と笑う他ありません。
知らないのです。
観て来なかったのです。
彼女が言いました。
「三沢光晴が私のタイプ!」
ダウンです。
相手はタイガーマスクです。
伊達直人であります。
敵う相手ではありません。
僕とはあまりにも真逆。
よくもまあ いけしゃあしゃあと
そんな事が言えたもの
であります。

哀しい予感はいつも隣合わせ。
余裕を持たない心は、
焦りを生んでしまいます。
それは彼女にと言うよりも
自分に問いかけた時に
来るものに似ていました。
「お前は何者?」
僕はいつもその厚い壁の前で
それを突きつけられ
膝を屈します。
だけどね!…。
その先が言えない自分に
苛立ちを覚えるのでした…続く。

その壁に感謝して
また、明日。

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