for you…spring 1話「三宿のM」

 

聞こえてますか?
「あなたは嫌いじゃないけれど
きっと好きにはなれない…」
彼女の声は、言葉の玉となり
水面に零れ落ちる雨粒のように
ポトン”ポトンと僕の心に
波紋を拡げて行くのでした。
この静寂に雨音だけを響かせて…。

好きな人がいて
そしてその相手が
同じ気持ちだなんて
奇跡に近いこと…。
そう思っていました。
だけど、今をもってしても
解けない謎があります。
あの時 彼女「三宿のM」は、
何故 僕を受け入れてくれたのか?
「そして、あの人…」の存在。
この日記では、
Mとの出会いから
楽曲 for you…が出来るまでを
綴っていきたいと思います。

ここは東京。渋谷に近く
お洒落な大人の街…三宿。
歴史を遡るとその昔、
この辺りは蛇池又は
龍池と呼ばれた
水の宝庫であったとか…。
お隣りの池尻
低地部の北には池ノ上。
挟まれるような
地形にあるそこは、
水が宿る地と呼ばれ本宿 南宿 北宿
と云う地名から「水宿」が転じて
名付けられた三宿。
(Wikipedia参照)

国道246号線 玉川通り
1990年代当時三宿の交差点近くに
嘗てZESTと呼ばれた
メキシコ料理店がありました。
三宿の彼女Mとは、
そこでアルバイトをしていた
ショートカットの大学生。

「あなたはタイプじゃない」
僕はその三宿の彼女
つまりはMにこっぴどく
振られてしまうのです。
彼女とのはじまりは、
散々たるものでありました…続く。

三宿の街に感謝して
また、明日。

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